Windows 95の発売日が1995年11月23日なので、ちょうど今日が発売から10周年の日になります。当時のわたしは、高校生でした。
当時の情報源はほぼ100%新聞だけだったので*1、紙面が白黒だったせいか、Windows 95の衝撃がいまいち理解できず、「あー、なんかお祭り騒ぎしてるなぁ」としか思っていませんでした。後日、近くのローソンで薄いWindows 95の特集雑誌*2を立ち読みして、「次はパソコンの時代かも…」と思い、後に情報工学科を受験するきっかけになったりしました。なつかしいですね。
その割には、大学入学前にApple Macintosh Performa 5210が家にあったので、自宅でWindowsを使わず、大学でもWindowsを使わなかったので(UNIX系OSだった)、徐々に浮世離れしていき、社会に出てWindowsに四苦八苦することになるんですが*3。
Windowsのいいところは、コンピュータに造詣が深い人以外にPCを知らしめたことと、Windowsエコシステム*4が出来たおかげで、周辺機器の価格が格段に下がったことでしょうか。
まぁ、でも、Windowsを使うことはないと思います。Mac OS Xある限り。
*1:寮生活だったので、テレビ、ラジオとはほぼ無縁でした。もちろんパソコン通信・インターネットなんて存在することすら知りませんでした。
*2:結局その雑誌は買いました。パソコン持ってないくせに。最近、Windows系の雑誌を買ったので、約10年間、Windows系の雑誌を買ってなかったことになります。
*3:大学2年の頃、Windows PCにフロッピーディスクを入れて、「なんで、デスクトップにフロッピーディスクのアイコンが出てこないんだろう???」とか。その当時、AドライブとかCドライブとか知らなかったんで。社会人になる半年くらい前にAlt-半角/全角キーで、日本語入力をON/OFFできることを知りました(2001年ごろの話)。え? 今ですか? バッドノウハウ蓄積しまくりですよ。学生のときには、レジストリをいじってる自分が想像できなかったですね。ありがとうSysinternals Freeware。
*4:Windowsを買う人が増える→Windows対応の周辺機器が多く発売される→WindowsユーザがWindowsに対応した周辺機器を買う→周辺機器がたくさん売れるので、コストが下がる、という生態系。最近では、iPodもエコシステムができてますね。Palmのエコシステムは今ひとつですが(Palm本体をもっと格安にすればいいのに)。PLAYSTATION 3もエコシステム構築を目指してるそうです。